SIWA|紙和

紙和 タイトルイメージ画像

伝統的な和紙メーカー 大直が、工業デザイナー 深澤直人氏と共に作り上げた「SIWA|紙和(しわ)」。独自の開発から生まれた新素材の破れにくい紙「ナオロン」を用い、紙素材とは思えぬようなユニークなプロダクトを生み出しています。 あえてくしゃっとしたシワを出すことで紙が持つ柔らかで優しい風合いを引き出したアイテムの数々は、紙の新たな可能性を広げています。

紙の可能性を広げる、新たな和紙「ナオロン」

破れない紙ナオロンを工場で作っている様子

「破れない障子紙」を目指して開発された新素材、ナオロン。木材パルプやポリオレフィン繊維、ポリエステルリサイクル繊維を原料にし、和紙漉きの製法で作られたこの和紙は、一般的な障子紙の何倍もの強度で丈夫で破れにくく、耐水性にも優れています。 それでありながら紙ならではの軽量さや柔らかな風合いがあり、一方で燃やしても有毒ガスが発生しないという優れた性能も持ち合わせています。縫製や熱による成形加工も可能。クラフト素材でありながら、ハイクオリティで高級感のある美しい雰囲気を持っています。


「ナオロン」を用いた、新たな生活提案

SIWA 限定色ペールトーン

「この新たに開発された和紙を、障子紙としてだけでなくもっと多くの用途や生活シーンで提案できないか。」そんな想いから、工業デザイナーの深澤直人氏を外部デザイナーとして迎え、ナオロンを用いたプロダクトを共同開発しています。

多くの優れた特性を持つナオロンは、一方で一旦折れたりシワがついたりすると元に戻すことができないという欠点も。しかしながら深澤氏はそのシワこそこの紙の魅力と捉え、独特の表情として「あえて見せる」ことをコンセプトとしました。
一方で、ファスナーや縫い目を極力見せないようにすることや、強度を高めるため二重構造で縫製するなど、デザインとしてのシンプルさと完成度を追求。それを忠実に反映する高い加工技術によって、数々の美しいプロダクトが作られています。 SIWAのアイテムは、日常品。使い込むことでセルフヴィンテージのような風合いと質感が楽しめるのです。

歴史ある和紙産地

山梨県の南部、市川大門の風景と和紙の職人の画像

甲斐の国(山梨県)の南部 甲府盆地の最南端に位置する市川大門。気高い峰々と清い水に恵まれたこの地は、古くより和紙の産地として知られており、その歴史は平安時代より1000年もの長きにわたって受け継がれています。 特に江戸時代には幕府の御用紙も納めていたことから、その一大産地として大いに栄えました。
昭和35年頃からは、生産方法を手漉きから機械に移行。それに伴い障子紙の生産を増産させ、現在では全国で生産される障子紙の約50パーセントが市川大門で作られています。 一方で、住宅環境の変化により障子紙の需要は減少しているため、地場産業としての和紙生産は年々縮小傾向に。しかしながら、近年では伝統の中に新しい技術を盛り込み、現代の暮らしに和紙を取り入れるための様々な提案を行いながら、美しい和紙を作るための土壌と技術を絶やすことなく、和紙の魅力を広め続けています。

「SIWA|紙和」 ラインナップ
紙和 ロゴ画像

長年 障子紙の生産を行い、和の催事記をテーマとした和雑貨や和文具の商品開発も手掛ける、株式会社 大直が、2008年に立ち上げたブランド。 新素材のやぶれにくい紙「ナオロン」を用い、今までの紙製品のイメージを覆す、最先端のアイテムが揃っています。