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安原ちひろ イメージ画像

安原ちひろによる、愛らしい花々や植物が描かれた、彩りあふれるテキスタイル。

まるで物語を紡ぎ出していくような広がりあるテキスタイルは、
愛らしい雰囲気でありながら、ユニークで大胆な構図が魅力です。

原画の風合いを活かしたプリント生地のスカーフ、ファブリック、ポーチや、描きおろしの原画イラストなど、
安原ちひろの世界観をお楽しみください。

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テキスタイルとの出会い

幼少の頃から絵を描くのが好きで、大学も絵を描けるところにと美大を志望して、合格したのが多摩美の生産デザインテキスタイル科でした。 そこで初めて「テキスタイル」という言葉を聞いたほど何の知識もなく入学し、布を織ったり染色したりというための機械や研究する場所などを目の当たりにして「ああ、こういうのをやるんだ。」と思ったほどです(笑)。 本当に「テキスタイルが楽しい」と思えたのは大学3年生頃だったと思います。

元々が純粋に「絵を描きたい」「絵で表現したい」という気持ちで、大学に進学したので、「ブランドに入りたい」とか「テキスタイルでこういう道に進みたい」とか、先々を見据えたような思いがあったわけではありませんでした。 それでも卒業ギリギリでアパレルメーカーにデザイナー職として就職することができ、そこは全てを自社一貫で行う会社だったので、たくさんのことを学ばせて頂きました。

デザインにしても生産にしても「もっと社外の人や様々な会社を見てみたい。」と思うようになった時期に、偶然にも出会いがありました。
スパイラルマーケットで買い物をしている時に、ものづくりの理想に近いかたちでご活躍されているアパレルブランドのデザイナーさんを売場でお見かけしたんです! 若さゆえの行動だと思いますが、、、そのときご本人をつかまえて「自分の作品を見て欲しい!」と話かけたんです。結局それがご縁となり、そのブランドに入社することになりました。

偶然の出会いから入社させていただくことになったのですが、そこで自分が何もできないことを思い知らされました。
だからとても謙虚な気持ちを持つようになったし、できないなりに「今、自分に何ができるか」を考えて動くようにしました。

アシスタントですから自分のやることがデザイナーさんの次の行動に繋がっていくので、先を見て、他のどのスタッフよりも率先して早く動くことや、自分自身の時間管理も大切にしていました。

あとは、毎日自分の絵を見て頂いていた時期もあり、描いた絵をどのような方法であればモノに具現化できるのか、パーツや素材のことなど、「作品を商品に落とし込んでいく」ことを学ばせて頂いたと思います。

シルク混であることが重要だったり、ジャガード織りにしたりという、自身の絵の表現を最大限に引き出せる生地や方法は、そのブランドで働かせてもらったからこそ、今の私のプロダクトにも活かされています。

イラストとファブリック

その後、少し時間的な余裕も作れる生地会社で働きながら、少しずつイラストのお仕事をいただいていました。
それと時を同じくして自宅近くにギャラリーができたのですが、「今ちょうど空いているから安原さんの絵を飾っていいよ。」と言ってくださり、それが自身の初めての個展となりました。
原画の展示とともに、ハンカチの受注会も行ったんです。そこから次の個展、次の個展へと繋がっていったという感じです。皆さんに、作品を見て、買って頂き「フリーにしてもらった」という気持ちが大きいです。

ファブリックに落とし込もうと思ったのは、自分もハンカチを集めるのが好きだったということも理由のひとつです。
それから、自分自身もそうなのですが作家さんの個展に行った時に、作品を見るだけでは気恥ずかしくて時間を持て余してしまうときがあって。
でもそこに作品から派生したプロダクトがあったら、その場にゆっくり居られるし、その作家との会話のきっかけにもなる。そんなものがあったらいいなと思ったのがきっかけです。
原画ももちろん気に入って欲しいけれど、もっと身近に持ち帰ってもらえるようなものがあっても良いのではないかと思い、ファブリックとして販売を始めました。

便宜上「ハンカチ」としていますが、いわゆる一般的なハンカチサイズでもなければ正方形でもありません。「原画に忠実に作ること」を絶対としているので、原画の実寸サイズによって生地の形や大きさも変えています。
また、原画の色使いも忠実に再現したいと考えているので生地の素材自体もとても厳選しています。原画で表現している滲みやぼかしも、そのまま再現しています。

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安原ちひろのテキスタイル

色使いや、形、サイズにもこだわり、原画そのままをテキスタイルに落としこんだ、ファブリック。
ひとつひとつに小さな物語が紡がれています。
ハンカチとしてはもちろん、額に入れて飾ったり、棚やテーブルの上におくインテリアファブリックとして、キッチンや物入れのカバリングとして、多用途にお使いいただけます。

安原ちひろのファブリックを使用したころんとした大ぶりのチャームがポイントのポーチ。ころんとした大ぶりのチャームがポイントです。
使いやすい長方形のファスナータイプ、裏地付きで、たっぷりと収納できる便利なポーチは、毎日持ち歩きたくなる愛らしさです!

職人による手縫いで丁寧に作られるシルク100%のスカーフ。巻いたり羽織ったり、バッグにあしらったり、様々な場面で活躍する95cmの大判サイズです。
肌あたりがなめらかで心地よいシルク生地が、女性らしく上品な印象。さっと巻けるのでバッグに忍ばせて冷房対策にも。コーディネートの主役になるスカーフで軽やかな装いをお楽しみください。

額入りの花のイラスト原画です。
闇夜にぽっかりと明るく咲く花を描いたような美しいイラストは、下地に赤や黄色など様々な色を重ねることで、深い漆黒の色、複雑な色合いの花々が表現されています。
上品な白い額に、額装された状態でお届けします。

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2006年 多摩美術大学テキスタイル科卒業
2012年よりフリーランスとして活動 同時に、自作の絵をテキスタイルにして発表

ふらっと散歩しながら日々少しずつ変化のある街並みを眺めたり、幼少の頃から本の世界の情景を空想して、絵に起こして遊んでいました。
イラストは、そんな日常の風景や、本の世界からインスピレーションを受けることが多いです。今も絵の具が乾くのを待つ時間に本を読むことが好きです。

これからも、自分の創作の中では「自由に好きに描く」ことを大切にしていきたいです。

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