私的偏愛アイテム #212024.09.11

全てにおいてちょうどいい
ヘビロテ必至のオーバルプレート
コロナ禍を機に、スパイラルマーケットで飛ぶように売れていたyumiko iihoshi porcelain。
その人気を知るため、愛用していた作家もののオーバルプレートをうっかり割ってしまったタイミングで、このイイホシさんのoval plateのLサイズを4つ、家族の人数に合わせて新調し、検証することにしました。

もともとカレーやスープが好きな私にとって、オーバルプレートはマストアイテムでしたが、使い始めると、意外にも、メイン料理の大皿としてやフルーツ入れとして、また個包装のお菓子を入れて置くのに、ちょうど良い大きさで、その汎用性の高さから、結構な頻度で食卓へ登場している事に気づきました。
また、今回は白を選びましたが、リムがあるので、盛り付けた時に自然と余白ができ、どんな料理を入れても、パッと明るく見た目が美しくなるので、ついつい手を伸ばしてしまう。
以前、この連載で、江上さんがイイホシユミコさんのアンジュールのカップを「いつしか毎日使っていた」と形容していましたが、まさに私も似たような状況になっていたのです……!
また、「手づくりとプロダクトの境界にあるもの」というブランドコンセプト通り、量産品なのに温かみが感じられ、同じ商品でも、色ムラや濃淡など個々の表情が違って味わいがある。
その個体差に愛着が湧くという点も永く使えるポイントかと思います。
電子レンジも食洗機も使用可能なので、まさしく日常的に使うには、“全てにおいてちょうどいい”。
これが私なりのイイホシユミコさんの検証結果です。
(Spiral Express連載より再掲)
新卒でスパイラルに入社し、スパイラルマーケット青山店、丸の内店などの勤務を経て、現在、アパレルやアクセサリーのバイイングに従事。今しかできないと自分に言い聞かせながら、娘とお揃いのワンピースを見つけては、日々、散財しています。