記憶の中の草花をめぐる:石本藤雄・安原ちひろ・松下高文2018.12.22

フィンランドの豊かな自然や幼少期を過ごした愛媛県砥部町の風景を創作の源として、意欲的に新しい表現を追求してきた石本藤雄。その石本氏の40年以上の活動を振り返るとともに、新作を発表する展覧会「石本藤雄展-マリメッコの花から陶の実へ-」を2018年10-12月の愛媛県美術館、砥部町文化会館で開催。これを皮切りに、2019年春に京都、そして夏に東京・スパイラルで巡回展を開催予定です。
これを記念し、スパイラルオンラインストアでは同展覧会グッズとプロダクトライン「オオイヌノフグリ(OOINUNOFUGURI)」をご紹介しております。

石本氏の作品の特徴は、「幼少期に親しんだ野辺の草花の記憶」に、フィンランドで過ごし経験した空気や色彩が組み合わさったようなその清々しい空気感。スパイラルオンラインストアでお取り扱いしている他の作家さんでも、幼少期に触れた草花の記憶をモチーフに作品を作られる方が多くいます。それだけまっさらな感性で目の当たりにした自然の力は人間のその後の生き方や情緒に訴えかけるものが多いのでしょう。

今回は石本氏の他にも安原ちひろ松下高文の作品をピックアップしご紹介します。一足早く春の兆しを感じる作品の数々、ぜひご覧ください。

 

石本藤雄


今回ご紹介するラインアップのうち、目玉は展覧会で新作として発表された「オオイヌノフグリ」のウォールレリーフ。石本氏の出身地砥部町の名門「五松園窯」の職人・酒井芳人とのとのコラボレーションによって作られました。

石本藤雄✕酒井芳人(五松園窯)/ウォールレリーフ オオイヌノフグリ(OOINUNOFUGURI)
石本藤雄✕酒井芳人(五松園窯)/ウォールレリーフ オオイヌノフグリ(OOINUNOFUGURI)

石本氏が幼少期から馴染んだ野辺の草花の記憶に、フィンランドで過ごし経験した空気や色彩が組み合わさったような澄み切った空気の作品です。
砥部焼の職人と組んで作られたプロダクトは、アンリミテッドエディションながら確かな品質とインテリアにも合わせやすい穏やかな存在感があります。コバルトと象嵌(ぞうがん)の2色からお選びください。

この作品の原画となったイラストレーションをもとに各種グッズが展開されています。石本氏の素朴でみずみずしい自然へのまなざしが、スケッチの筆使いにまっすぐ現れたイラストレーションは幅広い年代の方の生活にすっと寄り添うやさしさがにじみ出ます。

石本藤雄展/いしもとふじお/フラットポーチ(2色)
石本藤雄展/いしもとふじお/フラットポーチ(2色)
石本藤雄展/トートバッグ(3種)
石本藤雄展/トートバッグ(3種)
石本藤雄展/マグカップ
石本藤雄展/マグカップ
石本藤雄展/一筆箋(2種)
石本藤雄展/一筆箋(2種)
石本藤雄展/付箋(2種)
石本藤雄展/付箋(2種)
石本藤雄展/マグネット、ポケットミラー
石本藤雄展/マグネット、ポケットミラー

◼︎石本藤雄作品一覧

安原ちひろ


女性ならではの繊細な視点で、草花のモチーフを中心にテキスタイルデザイン、イラストレーションと複数のメディアで表現を展開する安原ちひろ。創作の原点は、祖父の代から続く実家の花屋で目の当たりにした花々でした。
モチーフへの愛情ある視点が、絵具を塗っては剥がしを繰り返す手間暇をかけた絵画表現に現れています。シンプルで静か、昔から馴染み記憶していたような感覚になるイラストレーションは、近くで見た時に絵具の重なりの躍動感にあふれています。それは幼少の頃から常に生活の中に花があったという安原さんだからこそ表現できる、暮らしになじむ素朴さと植物に対しての純粋な感動なのでしょう。本や街の風景からインスピレーションを受け、まるで花が自ら話しかけてくるようなやさしい世界観です。

安原ちひろ やすはらちひろ/【一点もの】honey comb wood tile ハニカムウッドタイル(4種在庫あり)
安原ちひろ やすはらちひろ/【一点もの】honey comb wood tile ハニカムウッドタイル(4種在庫あり)
※在庫情報は2018年12月28日現在の情報です
安原ちひろ/シルク スカーフ(5種)
安原ちひろ/シルク スカーフ(5種)
安原ちひろ/ファブリック B(4種)
安原ちひろ/ファブリック B(4種)
安原ちひろ/プリントポーチ(6種)
安原ちひろ/プリントポーチ(6種)
安原ちひろ/ファブリック D(4種)
安原ちひろ/ファブリック D(4種)
安原ちひろ やすはらちひろ/ファブリック B(4種)
安原ちひろ やすはらちひろ/ファブリック B(4種)

◼︎安原ちひろ作品一覧

松下高文


「spiral market selection vol.396 松下高文 展 dessert plate」で個展を開催したガラス作家 松下高文。子供の頃に発見した小さな風景を思い出しながら作るという植物模様は、独自に編み出した技法を頼りにした手仕事の賜物。一点一点をガラスのパーツを制作したあとに、土台となるガラス生地に配置して仕上げています。非常に繊細な手仕事から実現される、瑞々しい生命感にあふれた重厚な雰囲気を持ちながらも懐かしさを感じさせる唯一無二の世界観です。
ガラスも漆黒やクリアガラス、色のあるものなどさまざま。なにより、ガラスパーツで制作された花の美しさは有無を言わせぬ美しさ。手に取った時の感動は写真で見る何倍にも膨れ上がるはず。
2019年1月中の期間限定発売ですので、ご購入検討される方はお早めに。

松下高文/鉢
松下高文/鉢
松下高文/リム皿 13cm(12種)
松下高文/リム皿 13cm(12種)
松下高文/だえん皿(5種)
松下高文/だえん皿(5種)
松下高文/まめ皿(5種)
松下高文/まめ皿(5種)

◼︎松下高文作品一覧