家具デザイナー・造形作家
長野の安曇野を拠点にパートナーの沙羅と共に「アトリエ灯」として活動。
目の前にある確かなものと向き合い、ひとつひとつに心をこめて、手から発信し続けています。
無価値と考えられていた木の枝。
その素材としての可能性に注目し、手作りのカトラリーを制作する「Ibuki handcraft」。
森林の未活用材を利用することで持続可能なものづくりを探る。
様々な樹種の枝を用い、自然なフォルムを利用する「枝の匙」。
一つとして同じものがない。
「枝の匙」は、自由に用途を決められるよう、使い方の半分を使い手に委ねて制作されている。
握りやすく使いやすい形状で愛着のわく杓文字。
硬いケヤキ材を用いて薄く作られている。
人の手が加わったことで独特の樹形を持つリンゴの木。
リンゴの枝で作られた一輪挿しは、和洋室どちらにもしっくりくる。
庭木として大きくなりすぎたケヤキの木。
個性的なフォルムを活かすため、庭師と話し合いながら木取りする。
木の枝が本来もつかたちを活かした造形を視覚、触覚で楽しみ、日々の生活の中に自然を取り込む。
リンゴ園で受け継がれた橋木から制作したフルーツボウル。
木を育てる人、木を切る人。
木と人との関係性から生み出されるストーリー性を重視してものづくりしています。