東屋 あずまや/印判箸置き
活版印刷にヒントを得た
「いき」を届ける箸置きシリーズ
日本の伝統を生かし、現代感覚に合った日本美や「いき」を届ける「東屋(あずまや)」。
江戸時代から続く印判という染付手法を用いてさまざまなアーティスト・デザイナーとコラボレーションする「印判箸置撰集」からご紹介するのは、アートディレクター立花文穂が手がけたデザインです。
印判は、呉須という顔料を銅板と転写紙を用いて白磁に柄を写すもの。本来は大量生産のための技法ですが、一点ずつ転写紙を貼って剥がす作業を行うため、色の濃淡や柄のにじみやズレが一点一点異なり、手仕事の風合いを感じることができます。
つややかな白い生地は、国産の陶石を使用した波佐見焼。転写した模様の上にかけた釉薬の透明感が、美しさを一層引き立てています。白磁(天草陶石)の真っ白な色に呉須の美しい青がよく映えます。
活版印刷によく使われる活字、罫線、終止符を並べてデザインされた印判は、活版印刷屋を営む家に生まれ育ち、現在も文字と紙にまつわる表現に従事する立花氏ならではの発想といえます。
古くから日本人に馴染みのある図案や、新たに考案された柄が入り混じった全5種類から、その日の気分に合わせて選び、楽しんでお使いください。
ブランド | 東屋 あずまや |
デザイナー | 立花文穂 |
サイズ | 約W45×D8×H7mm |
素材/材料 | 白磁(天草陶石) |
【東屋】
平成9年の創業以来、信頼できる国内の手工業者と協働し、生活のための道具を生み出しています。
朝目覚めてから、夜眠りにつくまで、たくさんの「もの」と心地よく調和し、豊かな時を過ごすことができるように。
日本の伝統の中で生み出され、永く愛用できる道具を提案しています。
≫「東屋」アイテム一覧へ