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ALONGU 明論具/Plate 皿 Φ100

  • ヤキシメ
  • フチサビ
  • セイジ
  • テンモク
  • シリーズ使用イメージ
  • シリーズ使用イメージ
  • シリーズ使用イメージ

デザイナーが考える
生産ロスのない環境と日本食のための器

日本の食文化は、幾世代にもわたってさまざまな様式を取り入れ、独自の解釈で進化してきました。この進化する食のためのテーブルウェアを追求したブランドが「ALONGU 明論具」です。

アジアのモダンなテーブルウェアを参考にしながら、さまざまな料理のスタイルに対応できるよう、皿やボウルなど、フォルムにこだわったコレクションを展開しています。
また、波佐見町での地域密着型の生産活動や農作業も、このブランドのインスピレーションの源となっており、生産サイクルを通して廃棄物の削減に取り組んでいます。

※色のムラや濃淡など、ひとつひとつ表情が異なります。
※電子レンジ:○/食洗機:○/オーブン:×

■ヤキシメ
釉薬を使わず、高温で焼き締めた仕上がりの表情です。
マットな質感は4種の中で最も洋食器の雰囲気が強く、これからの和食器の姿を示唆する表現です。
さまざまな国籍の料理に合わせて使っていただきたい一品。

■フチサビ
縁だけに鉄釉を施した表現で、唐津では鯨肉に喩えて「皮鯨(かわくじら)」とも呼ばれます。
白色の肌に口縁の黒釉が映える品物。繊細な盛り付けによく合います。

■セイジ
大陸から伝わった磁器様式の起点となる存在です。
「青磁」の文字通り、透明感のある薄い青みが美しく、飽きのこない端正な表情が特徴です。
食卓の程よいアクセントになる一品。

■テンモク
鉄分を多く含む黒色の釉薬で、その結晶成分が生み出す繊細な模様が表面に現れます。
個体差が出るために量産品での採用が難しかった一方、その表情は食卓を個性的に彩ります。
深みのある表情が食材の色味を引き立てるので、鮮やかな色合いの料理にもおすすめ。

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ブランド ALONGU 明論具
デザイナー 倉本 仁
サイズ 約Φ100×H18mm
素材/材料 磁器

【ALONGU 明論具】
ALONGUの器は、自然のもたらす釉薬の濃淡によって生みだされる一点一点の異なる表情が大きな魅力です。ゆえに均質性の観点からこれまで「B品」とされてきた存在を生み出さない取り組みを行なっています。
全てが均一に仕上がるイメージを持たれやすい磁器製品ですが、実は自然の陶石を原料とし、季節や気候の影響で窯の環境が変化することや、職人の手作業など様々な人の手が関わり生産されており、これまで検品の基準とされてきた「鉄粉」や「釉薬のむら」なども、実はごく自然に発生するものなのです。
その素材が持つ魅力と自然が作り出すありのままの表情を活かすために、結晶反応が起こりやすい、表情の豊かな釉薬を積極的に採用し、また木製品も素地の風合いが感じ取れる半透明のブラウン塗装を施しました。小さな点やムラが不良品とされてきたこれまでの当たり前を、これからは一点一点それぞれが持つ魅力として捉えられるように、生産者、購入者と共に新しい感覚を築いていきたいと考えます。

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