JICON 磁今/Dessert cup デザートカップ
- アイテム説明
- スペック
- 作家・ブランド
現代の食卓に馴染むデザートカップ
生家の窯元で割烹料理用の中付として作られている器を、デザートカップに見立て、現代の食卓に合うようリデザインしました。
食卓に少し背の高い器があるとほんのり華やぎます。
朝食のヨーグルトや夜食のおつまみ入れ等にお使いください。
【肌合いについて】
陶石や釉薬の素材感を感じ取れるよう、あえて褐色の点(磁土や釉薬に含まれる鉄分)やざらつきを感じる微粒子が表情にでるように、釉薬の撹拌をほとんど行わず、器の表面に鉄粉や微粒子が残るようにしています。漂白されたような白ではなく、素材のそのままの白さを目指しました。
使用していくうちに肌合いは少しずつ変化していきます。器の表情の変化をも景色として感じ、器を育てる、という日本人らしい楽しみ方をご提案できればと思います。
デザイナー | 大治将典 |
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サイズ |
小:約Φ102×h60mm 大:約Φ120×h69mm |
素材/材料 | 磁器 |
その他注意事項 |
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【JICON 磁今】
「JICON 磁今」は、陶悦窯がデザイナー大治将典を迎え、2012年に新たに立ち上げた磁器ブランドです。十三代今村博の次男・今村肇が陶悦窯より独立。今村製陶を開業しJICONを作り続けています。
JICON・磁今は、現代という『今』に作る『磁器』を仏教用語の『爾今(じこん)』【今を生きる】という意味に重ね、そして創業350年の陶悦窯『今村家』が作る『磁器』という意味で名付けました。磁器の素材感を改めてとらえ直し、磁土や釉薬を一から見直し、「生成りの白」を作り上げました。現代の生活を意識した和洋折衷の磁器シリーズです。