有川京子 ありかわきょうこ／菓子鉢

蓮の葉がそのまま器になったかのような菓子鉢
有川京子のうつわ

自然あふれる群馬県の赤城山のふもとに工房をかまえ、「たたら作り（粘土を薄く板状にし加工する方法）」にて作陶する、陶芸作家・有川京子。
自然の恩恵を受け、有川さんが得た感動が呼吸しているような表情豊かな作品が出来上がります。

通常釉薬のかかった陶器は、ふちや角の釉薬の乗りが薄くなりますが、有川さんの作品はそれを逆手にとり、茶系の線で緑色の器が縁取られるような見せ方を特徴としています。 これにより、植物がモチーフとなった器に絶妙なリアリティが出て、食卓を愛らしく彩ります。

蓮の葉がそのまま器になったかのような菓子鉢は、程よい深みがあるためクッキー等を入れるのにおすすめです。葉の表情が陶器ならではのテクスチャーとして再現され、フチのたわみにも自然への愛情が感じられます。
他の有川京子作品と一緒にセットでお使いいただくと、食卓にやわらかな空気が流れるはずです。

【 陶器の取り扱いについて 】
・表面の黒点は焼成によって現れる鉄分の結晶です。ご使用には問題ございませんので、うつわの表情としてお楽しみください。
・磁器に比べ素材が軟らかいため、強い衝撃を与えないようご注意ください。
・ご使用の前は常温の水に浸け、水分を含ませてください。そのままのご使用は、シミやカビの原因となります。
・ご使用後は中性洗剤で洗い、充分に乾燥させてから収納してください。
・電子レンジ、食洗機、オーブン不可。


≫「有川京子」アイテム一覧へ

≫「有川京子」特集ページへ