藤本咲 ふじもとさき/「line ライン」ブローチ パターン(7種)

ドローイングの表情をガラスで表現したキルンワークのブローチ
2019年2月にグループ展「spiral market selection vol.407 春のころ」に参加したガラス作家 藤本咲のアクセサリー作品をご紹介いたします。
「line ライン」シリーズで藤本咲が追求するのは、いかにガラスの軽やかさをを出すか、そして繊細なドローイングのタッチをどうすればガラスに置き換えることができるかの二つ。窯を使ったキルンワークという技法を用いた、まるで水彩画から抜け出したような淡くやわらかな表情の作品をお楽しみください。
多様な幾何学形と色の組み合わせのバリエーションが、これからの季節にぴったりのブローチ。板ガラスの上にパウダー状の色ガラスを乗せ、さらに透明な板ガラスで挟み込んで仕上げられています。
麻の白シャツなどシンプルなファッションに添えるだけで春夏らしい季節感を演出します。複数のブローチを組み合わせて色彩を楽しむのもひとつ。専用箱入りでプレゼントにもおすすめです。
ブランド | |
作家 | 藤本咲 ふじもとさき |
サイズ | 約50-60mm |
素材/材料 | ガラス |
原産国 | 日本 |
【キルンワーク(フュージング)】
キルンワーク(キルン=窯)は、ガラス技法のひとつで、常温のガラスを電気窯で溶着させたり、曲げさせたりする方法。中でもフュージングは、型を使用せず重ねた板ガラスを溶着させ、焼成後に削ったり整えたりして仕上げます。
【藤本咲 プロフィール】
1988年 東京生まれ
2010年 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業
2011年 富山ガラス造形研究所 研究科 入学
2013年 富山ガラス造形研究所 研究科 卒業
現在、硝子企画舎のアソシエイツとして活動中
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【spiral market selection】
生活に携わる分野のものづくりをしている、作家・クリエイターの作品を日々の生活を提案するライフスタイルショップでご紹介することで、作品をもっと身近に毎日の生活に取り入れていただきたい、というスタッフの想いから1995年にスタートした、Spiral Marketの企画展。