SICF x Spiral Online Store
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2021.9.23(Thu)～2021.11.21(Sun)
気鋭の若手クリエイターが多彩な作品を発表する公募型アートフェス「SICF」と、毎日を豊かにする雑貨や注目作家のアイテムを気軽に購入できる「Spiral Online Store」がコラボレーション！これまでSICFに出展した作家から「view」をテーマに５組をセレクトし、展示販売します。
せわしない暮らしの中で、通り過ぎていってしまう日々。けれど、ほんの一瞬でも風景に目を向けてみると、そこには思いがけない街の姿や自然、光のかけらが息づいています。今回ご紹介する作品は、独自の視点で世界を捉え、色や光、形などで表現しているアーティストそれぞれにとっての「view」。普段とは違う景色が見える、新しい「窓」を開けるようなつもりで、お部屋に作品を飾ってみてはいかがでしょうか？ （2021年11月22日 このイベントは終了いたしました。）
カサハラメイ
（SICF19出展）
思いがけない「かたち」のきっかけを追求しているカサハラメイ。今回出展している《figure》シリーズは、身の回りのものや景色から輪郭線を取り出し、正方形のキャンバスに３色で描かれています。元々のフォルムや線が持っていた意味や存在感が取り払われ、鮮やかな色で塗り分けられた「かたち」。空間に、ふくよかな色とかたちの新鮮な出会いをもたらしてくれます。
加藤千佳
（SICF18出展）
「草地に白化粧する霜」「冬の朝の窓につく水滴」 など、何気ない日常の中に「美」と「芸術性」を感じるという加藤千佳。脆くも透明感を持つガラスという繊細な素材を用いて、自然現象が持つ一瞬の儚い美しさを表現しています。今回ご紹介するフラワーベースに花を生けると、まるで雪原から顔をのぞかせた植物のように見えます。
中小路萌美
（SICF18出展）
目の前に広がる風景が、ぼんやりと別のものに見えてくる・・・。中小路はそんな感覚を問い直し、目に映るものを合体・分解・回転させてから、もう一度構成し直すことで「見たことのあるようで見たことのないかたち」を描いています。何層も絵の具を重ね、鈍く柔らかな水色が広がったキャンバスの上に、蠢くような「かたち」。一人で向き合った時に、ちょっと絵に話しかけてみたくなる、そんな魅力に溢れています。
山城優摩
（SICF20出展）
山城優摩は、FRP（繊維強化プラスチック）を用いた半立体的な平面作品などを制作しています。画面の中に地形のような凹凸を作ることで視線を変化させたり、建築模型のような立体感を画面に作り出したりと、二次元（平面）だけではなく、三次元（空間）に意識を向けた作品を発表しています。壁面に飾ることでお部屋の印象がぐっと変わる、力強さも持ち合わせています。
YUKO MAYUMI
（SICF18出展）
yuko mayumiは、景色や風景、情景を結晶化し、人工の「鉱石」を生み出しています。 私たちの脳の片隅にある記憶は、時折sceneではなく断片的な「色」のイメージとして蘇ってくることがあります。 そのイメージを言葉で置き換えず、色を色のまま、結晶のようにアクリルに閉じ込めました。 儚く美しい、イメージのかけらです。
